シンスプリント・オスグッド・シーバー病専門外来 つつじが丘接骨院のブログ2

当院では、シンスプリント、オスグッド、シーバー病などの痛みを中心として専門的な治療を提供しています。当院の治療の最大の特徴は、痛みを取るための装具をすることにあります。「装具を装着した日から効果を発揮する!」「何回も通院する必要がない!」などの特徴があります。
治療を繰り返しても、再発してしまったら何の意味もありません。
このブログでは、その効果や製作に至った背景を書きたいと思います。

当院のシンスプリント外来に来られる患者さまのほとんどの方が、

地元で何かしらの治療をお受けになられてから来院されます。


この先、「シンスプリントの治療」というテーマで書きたいと思っていますから、


詳しくは書きませんが、


整体・マッサージ・ストレッチ・筋トレ・鍼治療など様々な治療を受けています。

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しかし、そのほとんどで効果がみられるものはない、と言っても過言ではありません。


結局は安静を指導されることで何とか落ち着くということです。


これはなぜでしょうか?


長期間にわたる人だと、


数か月、数年もの間その治療を受けています。


でも効果がない、


たとえ効果があったとしても、プレーを再開することで痛みが再発してしまう、


といった悩みを抱えて来院されます。


現在、提供されている治療のほとんどは、


シンスプの原因を、


筋肉(後脛骨筋)による牽引力(けんいんりょく)と定義づけていることが多いのです。


これまでに書いてきましたが、その原因は筋肉ではないことは明らかです。


筋肉が原因であると結論付けている治療を受けても、


効果が続かない、そもそも効果がない、ということになるのです。


骨が痛いのにもかかわらず、


ふくらはぎの筋肉をマッサージしたり、ストレッチしたりしても効果はありません。


この事実も、シンスプの原因が筋肉には存在しないと考える理由でもあります。



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「シンスプリントは体の硬さが原因?③」でも少し触れていますが、


シンスプを発症する、しないは競技の種類によって大きく違います。


具体的には、野球、陸上、サッカー、バレーボール、器械体操、剣道などは、


シンスプの発症率が高くなりますが、


実はシンスプを発症しない競技というのもあるのです。


発症しない競技で代表的なものは水泳です。

(シンスプが発症しない競技は他にもあります)

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水泳は足の筋肉をよく使うことが多い競技です。


泳ぐ時には後脛骨筋を使うはずなのです。

クロール、平泳ぎ、背泳などどの泳ぎ方にしても同様で、

後脛骨筋を使うのです。


でも、水泳が原因でシンスプになった症例というのは、


これまで5000例のシンスプを診てきた私ですら、診たことがありません。


つまり、後脛骨筋を使う競技でもシンスプを発症しない競技があるということです。


これは、後脛骨筋がシンスプの原因ではないということを示しています。


筋肉が引っ張るからシンスプになるというのではなく、


別の力が作用しているということを考えるほうが理屈が通るのです。


このテーマ、次回も続きます。

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「シンスプは後脛骨筋が原因で発症する」という、

これまでの定説に対しての反論を書いています。

なぜ?シンスプのような痛みが発症するのかということを、

経験と科学的な検証を踏まえて書いています。

シンスプの原因が、筋肉の引っ張る力によるものだとすれば、


その異常は、最初にレントゲンに画像となって現れるはずなのですが、


実際にはそのようなことはありません。

なので、シンスプが悪化して疲労骨折を起こしてしまう患者さまの多くの場合、

痛みの初期でレントゲンを用いた検査をするため、

「骨は大丈夫」という診断結果を得てしまいます。

そのため、患者さまは骨に問題がないのであればスポーツを頑張ろう!

ということになってしまいます。

これがシンスプを悪化させて疲労骨折を招いてしまう多くの患者さまに共通することです。


実は、レントゲンよりも早く画像となって現れるのは、


骨の内部を観察できるMRIなのです。

シンスプ MRI①

もし、筋肉がシンスプの原因なのだとすれば、


症状が進行していくことで、その変化は、まずはレントゲンに写されるはずです。


なぜなら、筋肉は骨の内部に付着するものではなく、


骨の表面に付着するからです。


しかし、骨の変化は表面ではなく、


MRI
などで観察できる内部から始まるのがすべてだと言っても過言ではありません。

つまり、シンスプリントは、

筋肉の牽引(引っ張り)が原因なのではなく、

脛骨そのものに対する侵襲作用が働くものだと考える方がベターなのです。


これもシンスプの原因を筋肉だとする従来からの説に反対する理由です。


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「シンスプは後脛骨筋が原因で発症するものではない」


ということをテーマにして書いています。


「何をバカなことを書いているんだろう?」


と思われる方もあるかもしれませんが、


これは、

シンスプリント約5000人という患者さまを診てきた経験と研究から断言できることです。

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(シンスプは必ずしも後脛骨筋の走行に沿って痛みが出ているわけではありません)

むしろ、いまだにシンスプは筋肉が引っ張ることで起こるものだ!

と考えている方の根拠をお尋ねしてみたいものです。


さて、シンスプに限らず、こういう痛みには画像検査が必要になってきます。


画像検査とは、レントゲンやMRIなど目に見える検査のことを指します。

シンスプ MRI①
(シンスプの場合は、レントゲンよりもMRI検査の方が画像で確認できます)

シンスプには、必ずしも画像検査が必要だというわけではないのですが、


特に一定のレベル以上のシンスプになってくると、画像検査は必要になってきます。


一定のレベル以上というのには、


当院で決めている症状の程度があるのですが、


これも後々このブログのテーマとして書きたいと思っています。


少し脱線してしまいましたが、


画像検査とシンスプの原因に何が関係しているのかというと、


もし、筋肉が骨の表面を引っ張ることでシンスプが発症するのだとすれば、


その炎症は、画像となって確認できるはずなのです。


しかし、実際には、

レントゲンでシンスプの状態を確認できるところまで症状が悪化すると、


もうそれは、シンスプという状態を通り越している場合がほとんどだということです。


つまり疲労骨折だということです。


次回に続きます。

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日本には整形外科、接骨院、整体など、


シンスプを治療できる施設が数万件はあると思います。


そうした施設の中でも、


「シンスプの原因は後脛骨筋ではない!」


と断言しているのは当院だけではないかと思います。


そのような考えに至った根拠について書いています。


前回は、シンスプが起こる場所と筋肉の走行は一致していない、ということでしたが、


今回は、筋肉が引っ張ることで生じる痛みをシンスプに当てはめてみました。


カラダの痛みの中で、


筋肉が引っ張ることで出る痛みというのがあります。


例えばテニス肘という痛みです。

テニス肘

この痛みは手首を引き上げる筋肉(長・短橈側手根伸筋)が、


患部である骨の一部分を引っ張ることで痛みを惹き起こします。

ひどくなると、写真のように患部の骨が引っ張られて剥離を起すようになります。

テニス肘レントゲン剥離

オスグッドという痛みについてもそうです。


これは大腿四頭筋という筋肉が骨の一部分を引っ張ってしまうことで発症します。

(オスグッドについては、いずれこのブログで書きます)


患部の骨は引っ張られて、変形や剥離を呈すようになります。

01

マレットフィンガーという突き指の痛みについてもそうです。


通常の突き指と違って、


筋肉が引っ張ることで指の骨が剥がれて、


破片(骨片と言います)が発生してしまう痛みです。

マレットフィンガー

いずれの場合にしても、


筋肉が骨の一部分を引っ張りますから、


引っ張る力に骨が耐え切れず、


その骨が剥がれて(剥離骨折)というような状態にまで悪化することがあります。


この場合、剥離する骨は小さな破片となるのが大きな特徴です。


対して、シンスプの場合は、


悪化してもこのような剥離を起すようなことにはなりません。

(シンスプと骨折については、またこのブログで取り上げるつもりにしています)


つまり、筋肉が引っ張ることでシンスプが発生するのであれば、


その最悪の結果は、


小さな破片(骨片)が発生するということになると推測されるのですが、


そのようなことはありません。


つまり、筋肉が引っ張るからシンスプになるのではなく、


別の力が作用しているということを考えたほうが自然なのです。

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