シンスプリント・オスグッド・シーバー病専門外来 つつじが丘接骨院のブログ2

当院では、シンスプリント、オスグッド、シーバー病などの痛みを中心として専門的な治療を提供しています。当院の治療の最大の特徴は、痛みを取るための装具をすることにあります。「装具を装着した日から効果を発揮する!」「何回も通院する必要がない!」などの特徴があります。
治療を繰り返しても、再発してしまったら何の意味もありません。
このブログでは、その効果や製作に至った背景を書きたいと思います。

今回のテーマは、


シンスプの治療にマッサージは効果があるのか?


ということで書いています。


シンスプの患者さまはほとんどが「骨が痛む!」ということを言われます。


骨が痛む!という感覚は、


シンスプになったことのない方には理解できないかもしれませんが、


とにかく、シンスプは骨が痛い!のです。

シンスプリントは骨の痛み

肉離れやギックリ腰のような痛みとは全く違うのです。


どちらかというと、骨折の痛みに近いものと考えていただければよいかと思います。


その痛みにマッサージをすることで、


患部の痛みはなくなるのか、というと、そこまでの効果は期待できないのです。


先ほど、シンスプの痛みは骨折に近いもの、と書きましたが、


骨折の治療にマッサージをするのでしょうか?


絶対にそのようなことはありません。


でも、治療する側とすれば、


治療を施す術がないからマッサージをしている、といっても過言ではないと思います。


もちろん、シンスプにマッサージをした事で治った!


という方がいらっしゃるかもしれません。


しかし、それはマッサージが直接的に効果を示したわけではなく、


治療をする側から、安静を指示されていたり、


シンスプの炎症が落ち着く時期と重なっていただけなのだろうと推測しています。

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マッサージは主に筋肉をほぐしたり、緊張を取ったりと、


接骨院の治療ではメインとなるものですが、


やはり、その治療の対象は筋肉に対してのものになってきます。

シンスプリントが疲労骨折へ
(シンスプは骨が痛くなるのであって筋肉が痛みを出しているのではありません。)

当院のシンスプリント外来に来られる患者さまも、


脚のマッサージを受けると、


治ったような気がする時がある、というようなことを言われる方もいます。


確かに、マッサージを受けることで、


とりあえず、脚付近の緊張がクールダウンされますから、


治ったような気がする、という気持ちもわからないでもありません。


ただし、それはシンスプが治るということではないのです。


シンスプが治るというのは、


あくまでも競技に復帰した時に痛みがなく活動できる状態のことです。


マッサージのすべてを否定するわけではありませんが、


ことシンスプに限って言うと、


マッサージ治療では、


シンスプの原因である骨の炎症を抑えるということはできない、


と考えたほうがよいでしょう。


 
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さて、今回から新しいテーマで書きます。


その名も「シンスプリントはマッサージで治る?」


わざわざ「?」を付けたということで内容はわかってしまうかもしれませんが、


これまでの診療経験から言えることを書いていきたいと思います。


当院のシンスプリント外来・東京での装具製作ラボには、

とても多くの患者さまに来ていただいています。


みなさんには問診票を提出していただくのですが、


接骨院や整体での通院歴のある方は、


全員といっていいくらい、受けてきた治療内容について「マッサージ」と記入されます。


本当にシンスプリントの治療に対してマッサージは効果があるのか?


ということについて書きたいと思います。

シンスプリントの治療マッサージ 

このブログ前々回のテーマである「シンスプリントは筋肉にその原因がある?」では、


シンスプの発症原因であるとされる、後脛骨筋の原因論を否定しています。


それは、後脛骨筋を原因とすると、


シンスプの症状には理論的にあてはまらないことが多すぎるからなのです。


ですから、当院では、


シンスプの原因を脛骨そのものにスポットライトを当てて検証しました。


そうすると、これまで理論的にあてはまらない症状について、


すべてがすんなりと説明がつくからなのです。


それは、シンスプ患者さまの統計、レントゲン画像、MRI画像など、

すべての項目について、症状と原因、経過など全てが説明ができるのです。


それを考えると、


シンスプの治療にはマッサージは妥当なのか?


という疑問符がついてしまうのです。


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シンスプの症状レベルについて書いてきましたが、


今回はこのテーマのまとめということで書きます。


Walshの症状分類は治療を提供するうえであまり役に立つものではない。

 また、症状分類をしてもそれが治療に結びついてはいない。

・シンスプの症状レベルは、できるだけシンプルでわかりやすいものであることが重要。

 また、それが治療に結びつかなければならない。


ということなのです。


最近でも多くの論文などで、このWalshの分類は使われていますが、


実際の臨床においてはあまり意味のないものになっているように思います。


当院のシンスプの症状レベルの分類は、


シンスプリントの患者さまを5000人診てきた経験と研究から生まれてきたものです。


level
  運動時(運動中・後)に痛みはあるが、日常生活時には影響がない
level
  運動時(運動中・後)に痛みがあり、日常生活時にも痛みが生じる
level
  levelⅠとⅡの症状に追加して、装具をしていても痛みが生じる

というものです。

図1

こんな簡単な評価だけでシンスプの症状レベルが診断できるのだろうか?


と思われる方もあるかもしれませんが


それぞれのレベルの評価法には、


もう少しプラスして考慮しなければならない項目があります。


ただし、そこまでこのブログで書くとわかりにくいものになりますから、


その点は割愛しようと思っています。

(この先、考えが変わってそこまで書くかもしれませんが…)


このテーマは、一応今回で終了とします。


次回からは、

「シンスプリントにマッサージは効果あり?」というテーマで書きます。

いまだにシンスプにマッサージが有効だと考えている方は、

治療をする側、治療を受ける患者さまにおいても少なくありません。

はたして、マッサージは本当に有効なのか?

ということを本音で書いていきたいと思っています。


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では、当院でのシンスプの症状レベルについて具体的に書きます。


当院でのシンスプの症状分類は、


level
  運動時(運動中・後)に痛みはあるが、日常生活時には影響がない
level
  運動時(運動中・後)に痛みがあり、日常生活時にも痛みが生じる
level
  levelⅠとⅡの症状に追加して、装具をしていても痛みが生じる


というものですが、


実際にはこれだけではなく、その患者さまの症状も合わせて考慮しているのが特徴です。


①シンスプの痛みの長さ

②シンスプの痛みの場所

③シンスプをどれくらいの期間患ってきたのか?


この3つの状態も合わせて考慮して、症状レベルを決めるのです。


①シンスプの痛みの長さ

シンスプ発症部位 ブログ用4

痛みの長さは、

脛骨の長さに対してどれくらいの割合で痛みの長さが占めているのか?


ということになります。


②シンスプの痛みの場所

シンスプ発症部位 ブログ用3

シンスプが痛む場所は、

シンスプの原因となる運動やそれまでの経過によって、


変わることが多く、これも症状レベルを決める判断材料になります。


③シンスプをどれくらいの期間患ってきたのか?


シンスプは長期間患ってしまうことの多い痛みです。


当院でもシンスプを患っている期間の長い患者さまは,

18年という方もいらっしゃいました。


痛みがどれくらい続いているのか?ということは症状レベルを考慮する材料となります。


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