彼は東京の装具製作ラボにお越しいただいた患者さまです。
もう数年もの間シンスプを患っています。
何をしても痛みが取れないということで、クラブ活動もやめてしまいました。
(とても残念なお話です)
その彼から、
最後のチャレンジということで装具での治療にトライしてみたいとご連絡いただきました。
もし、痛みがなくなるのであれば、
もう一度クラブ活動に復帰したいということです。
クラブはバスケットボールですが、
何としてもクラブ活動に復帰させてあげたいと考えました。
その彼は、当院にご連絡いただく前は、
○○○整体という整体に10か月もの期間通っていました。
1回5000円以上の費用と時間をかけて整体通いを続けています。
でも、何の変化もありません。
※整体について文句をつけるのではありませんが、
整体ですべてが治せるという宣伝については反論したくなります。
その整体で言われたのは、カラダと骨盤の歪みということだったのです。
カラダや骨盤の歪みからシンスプになるのであれば、
歪みのない人は、絶対にシンスプにならないという理屈になりますが、
実際にはそのようなことはありません。
もちろん、その彼も装具療法をしていただくことで、
しっかりと効果が出て、走れるようになったという連絡をいただいています。
患者さまは、骨盤やカラダの歪み、ということが原因だと言われてしまうと、
そんなものなのか、ということでついつい納得してしまいがちです。
しかし、そのようなことはありません。
私から言わせれば、
シンスプの原因を何も考えもせず、
ただ、歪みというフレーズでもって、
患者さまを納得させてしまいたいという治療家の嘘でしかないと考えています。
次回からは、
筋肉が引っ張るからシンスプなるのは本当?というテーマで書いてみたいと思います。
なぜシンスプになるのかということについて、昔から言われていることです。
シンスプの原因の大本命とされています。
私もそのように習ってきましたし、そう思ってきていました。
少し長くなるテーマですが、
このテーマについて書いていきたいと思います。
【つつじが丘接骨院(兵庫)&装具製作ラボ(東京)】
ホームページ http://www.tsutsuji-sekkotsu.com/
フェイスブック(兵庫)https://www.facebook.com/tsutsujisekkotsu
フェイスブック(東京)https://www.facebook.com/sinsplints/
新ブログ http://orthotics.blog.jp/
旧ブログ http://blog.livedoor.jp/murotti2002/