シンスプリント・オスグッド・シーバー病専門外来 つつじが丘接骨院のブログ2

2018年04月

さて、MRI検査にて疲労骨折と診断された以上は、


やはりクラブ活動を休まなければなりません。


それも最低でも6週間以上は必要になってきます。


疲労骨折にまでシンスプを悪化させると、その回復は思っている以上にかかります。


疲労骨折と診断された場合、


当院では日常装具での治療に切り替えます。


日常用装具をしていただくことで患部への負担を極力減らそうというわけです。


何もせず安静だけを続けた場合と比較すると、


痛みはもちろんのこと、クラブ復帰までの日数は1/5程度まで早く治ります。


そうして患部の状態が良くなったら、


クラブ活動へのゴーサインを出します。


復帰するときは当院で製作した装具を装着して復帰です。


件の彼女も通常よりもサッカー復帰が早くなっています。


現在、彼女は試合にも出られるようになり、


シンスプの再発の心配もなくクラブに復帰できています。


この画像は彼女の疲労骨折のレントゲン写真とMRIの画像です。

tibia-ap1


はしもと3

レントゲンでは何も異常は見られませんが、


これがMRIになると白っぽく映るところがあり、


これが骨の損傷=疲労骨折ということなのです。
記事下広告

【つつじが丘接骨院(兵庫)&装具製作ラボ(東京)】
  ホームページ 
http://www.tsutsuji-sekkotsu.com/
  フェイスブック(兵庫)https://www.facebook.com/tsutsujisekkotsu
  フェイスブック(東京)https://www.facebook.com/sinsplints/
  新ブログ http://orthotics.blog.jp/
  旧ブログ http://blog.livedoor.jp/murotti2002/

※お詫び
ここ数か月ブログの更新が止まってしまっておりました。
毎日たくさんの読者の方に訪れていただいて感謝しています。
こちらを更新しないといけないと思いつつ、ホームページの更新作業に手を取られていて、
ブログの記事をあげるのが遅れてしまっていました。
これからは定期的に更新しますので、またお読みいただけますと幸いです。

……………………以下、前回からの記事の続きです……………………

さて、お父さんとはるばる東京から兵庫県まで来ていただきました。


診たところ、やはりシンスプの痛みは強そうです。


レベル1の状態だったら装具をしていただくだけで痛みが取れます。


しかし、レベル2の状態になると、装具だけでは痛みは小さくなるものの、


なくなるという改善のしかたはしません。


また、日常的な痛みも付随してきますから、


この場合は日常生活用の装具も装着してもらうことになります。


その装具をしても日常生活の痛みがなくならない場合は、


疲労骨折を強く疑わなくてはいけません。


彼女の場合は、レベル
2の症状を超えていました。


つまり、疲労骨折が疑わなくてはいけないという症状です。


これまでにレントゲン検査は受けていますから、この場合必要なのはMRI検査です。


はしもと3
              (MRI写真を拡大して載せています)

とりあえず、装具を製作して、


彼女には東京に戻ってからMRI検査を受けるように指導しました。


結果は、やはり疲労骨折だったのです。


レントゲン検査には何も映らない状態であるが、


MRI
検査だと疲労骨折が確認できるという状態のものでした。

記事下広告

【つつじが丘接骨院(兵庫)&装具製作ラボ(東京)】
  ホームページ 
http://www.tsutsuji-sekkotsu.com/
  フェイスブック(兵庫)https://www.facebook.com/tsutsujisekkotsu
  フェイスブック(東京)https://www.facebook.com/sinsplints/
  新ブログ http://orthotics.blog.jp/
  旧ブログ http://blog.livedoor.jp/murotti2002/

↑このページのトップヘ