前回はスポーツ選手がシンスプを患った場合、


最長でどれくらいの期間治らないのかというとについて書きました。


シンスプが18年もの間治らないという極端なケースでしたが、


2
3年もの間治らないという患者さまも珍しいことではありません。


このような場合は、疲労骨折ということになってしまう場合も多々あります。


シンスプの痛みだからと言って、


我慢しておけば、いつかは解決するだろうというような判断は禁物です。


シンスプが悪化してしまった場合、


その最終的な結末は疲労骨折です。

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上の画像は、シンスプが疲労骨折へと悪化してしまったケースのレントゲン写真です。

骨の表面が膨隆しているのがわかっていただけると思います。

疲労骨折はその炎症が治まるまでに、数か月の期間を要してしまいます。


スポーツ選手にとっての数か月は致命的です。


レギュラーでなくなってしまう、試合に出られなくなる、という前に、


練習すらできなくなってしまうのです。


ですから、スポーツができなくなってしまう前に、


シンスプはしっかりと治さないといけないのです。


次回からは、シンスプと偏平足ということについて書きます。


偏平足はシンスプの原因にされることが多いのですが、


はたして、本当に偏平足はシンスプの原因となるのか?


ということについて書いていきます。

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