昔はシンスプが来院することなどあまりなかった時代です。


それは、シンスプの発症率が現在ほど高くはなかったからだと考えています。


正直なところ、


そのような時代にシンスプの患者さまが来院されても、


その原因や治療法について、それほど真剣に考えたこともありませんでした。


とりあえず休ませておけばよい、というのが治療の基本でした。

実際、そのような対応だけで治療が完了していたのです。


シンスプが再発を繰り返しやすい痛みなのだということも考えたこともなかったのです。


しかし、そのような時代ではなくなってきています。


なぜなら、シンスプの発症率が大きく上がってきているからです。

shin-splints shotto

珍しい疾患ではなくなってきているのです。

中学生の年代だけをピックアップしても、

オスグッドよりも発症率は高いと思われます。


シンスプで苦しむ患者さまを診てきて、


もっと真剣にシンスプの原因について考えなければならないのではないか?


というのが、シンスプの治療法について考え始めたきっかけでもあります。


体の硬さがシンスプの原因ではない、ということは、


治療を提供する側も気付いていることだと思います。


でも、昔からそう言われているから、

それが原因なんだと思い込んでいるだけなのです。


次回から、


少し突っ込んで書いてみたいと思います。

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