日本には整形外科、接骨院、整体など、


シンスプを治療できる施設が数万件はあると思います。


そうした施設の中でも、


「シンスプの原因は後脛骨筋ではない!」


と断言しているのは当院だけではないかと思います。


そのような考えに至った根拠について書いています。


前回は、シンスプが起こる場所と筋肉の走行は一致していない、ということでしたが、


今回は、筋肉が引っ張ることで生じる痛みをシンスプに当てはめてみました。


カラダの痛みの中で、


筋肉が引っ張ることで出る痛みというのがあります。


例えばテニス肘という痛みです。

テニス肘

この痛みは手首を引き上げる筋肉(長・短橈側手根伸筋)が、


患部である骨の一部分を引っ張ることで痛みを惹き起こします。

ひどくなると、写真のように患部の骨が引っ張られて剥離を起すようになります。

テニス肘レントゲン剥離

オスグッドという痛みについてもそうです。


これは大腿四頭筋という筋肉が骨の一部分を引っ張ってしまうことで発症します。

(オスグッドについては、いずれこのブログで書きます)


患部の骨は引っ張られて、変形や剥離を呈すようになります。

01

マレットフィンガーという突き指の痛みについてもそうです。


通常の突き指と違って、


筋肉が引っ張ることで指の骨が剥がれて、


破片(骨片と言います)が発生してしまう痛みです。

マレットフィンガー

いずれの場合にしても、


筋肉が骨の一部分を引っ張りますから、


引っ張る力に骨が耐え切れず、


その骨が剥がれて(剥離骨折)というような状態にまで悪化することがあります。


この場合、剥離する骨は小さな破片となるのが大きな特徴です。


対して、シンスプの場合は、


悪化してもこのような剥離を起すようなことにはなりません。

(シンスプと骨折については、またこのブログで取り上げるつもりにしています)


つまり、筋肉が引っ張ることでシンスプが発生するのであれば、


その最悪の結果は、


小さな破片(骨片)が発生するということになると推測されるのですが、


そのようなことはありません。


つまり、筋肉が引っ張るからシンスプになるのではなく、


別の力が作用しているということを考えたほうが自然なのです。

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