前回より、当院に来院された患者さまのケースを紹介しています。


さて、件の高校生ですが、


シンスプの症状も、違和感から痛みへと変化してきました。


具体的には、


・クラブの走り始めが痛む。

・痛みは内くるぶしから5センチくらい上の部分。

・シュート打った時の着地、ダッシュ時の着地が特に痛い!

・患部を押さえると骨そのものが痛い!


ということです。

シンスプ発症部位 ブログ用3
           (上の写真で説明すると②のシンスプとなります)

また、長時間の練習の翌日は朝起きた時にも痛みが出てきました。


これはまずい、ということで、


昔からお世話になっていた整骨院の先生の元を訪れました。


やはりシンスプリントだとのことでした。


そこで説明を受けたこととしては、


・シンスプは身体の硬い人がなりやすい。

・筋肉をよくほぐしてあげることが重要。

・後脛骨筋の使い方が良くないからおきる。

・走ることは良くないから、当面はクラブには参加しないこと。


という指導を受けました。

shinsplints
       (これが後脛骨筋です、一般的にシンスプの原因といわれています)

治療としては、ふくらはぎ(下腿三頭筋)のマッサージとストレッチです。


はたして、このような診断と治療で良くなったのでしょうか?


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