さて、今回はシンスプが疲労骨折へと悪化してしまう過程について書きます。
下記の図は、すねの断面図です。
茶色に写っているのが骨になります。
二本ある骨のうち、太い方の骨が脛骨となります。
ここで着目していただきたいのが、
疲労骨折を起こすのは、細い方の骨(腓骨)ではなく、
太い方の骨(脛骨)であるということです。
細い方の骨が疲労骨折を起こすこともありますが、
(細い方の骨が骨折を起こしたとしても、基本的にはシンスプリントと呼んでもいいのではないかと考えています)
ほとんどは太い方の骨が骨折を起こしてしまうことの方が多いのです。
(なぜ、細い方の腓骨ではなく、脛骨なのであるかは今後このブログで書きます)
脛骨の疲労骨折は、最初からレントゲンに映ることは稀です。
レントゲンに写らないからこそ、
骨には問題がない、という診断になってしまうのですが、
この時点で、画像だけではなく、
症状も合わせて考えてあげることができれば、
疲労骨折を起こしてしまう確率はグンと低くなるはずです。
【つつじが丘接骨院(兵庫)&装具製作ラボ(東京)】
ホームページ http://www.tsutsuji-sekkotsu.com/
フェイスブック(兵庫)https://www.facebook.com/tsutsujisekkotsu
フェイスブック(東京)https://www.facebook.com/sinsplints/
新ブログ http://orthotics.blog.jp/
旧ブログ http://blog.livedoor.jp/murotti2002/
コメント