前回まで、
シンスプリントが疲労骨折を起こしてしまった場合のケースを書きました。
では、なぜこのようなことが発生するのかということについて書きます。
これまでこのブログでは、
・シンスプは筋肉の硬さなどでは発症しない
・カラダの硬さが原因であるということも否定している
・骨盤の歪みなどが原因でシンスプは発症しない
ということを一貫して書いています。
なぜなら、上記のようなことが原因で疲労骨折などは発症しないからです。
現在様々な治療が提供されていますが、
そのほとんどは、上記のようなことをシンスプの原因としています。
だから治すことができないのです。
骨が損傷しているのにもかかわらず、
マッサージ、整体、骨盤矯正、鍼治療、テーピング、筋トレなど、
その治療の対象は筋肉、関節となっています。
なぜ、シンスプが疲労骨折へと悪化するのか?ということを、
突き詰めて考えていくと、
そこには、これまでは違う見解が生まれてくるのです。
次回は、シンスプリント外来、装具製作ラボに来られた患者さまの中から、
シンスプが疲労骨折へと悪化してしまったケースを紹介したいと思います。
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