シンスプリント・オスグッド・シーバー病専門外来 つつじが丘接骨院のブログ2

タグ:治療

前回より、当院に来院された患者さまのケースを紹介しています。


さて、件の高校生ですが、


シンスプの症状も、違和感から痛みへと変化してきました。


具体的には、


・クラブの走り始めが痛む。

・痛みは内くるぶしから5センチくらい上の部分。

・シュート打った時の着地、ダッシュ時の着地が特に痛い!

・患部を押さえると骨そのものが痛い!


ということです。

シンスプ発症部位 ブログ用3
           (上の写真で説明すると②のシンスプとなります)

また、長時間の練習の翌日は朝起きた時にも痛みが出てきました。


これはまずい、ということで、


昔からお世話になっていた整骨院の先生の元を訪れました。


やはりシンスプリントだとのことでした。


そこで説明を受けたこととしては、


・シンスプは身体の硬い人がなりやすい。

・筋肉をよくほぐしてあげることが重要。

・後脛骨筋の使い方が良くないからおきる。

・走ることは良くないから、当面はクラブには参加しないこと。


という指導を受けました。

shinsplints
       (これが後脛骨筋です、一般的にシンスプの原因といわれています)

治療としては、ふくらはぎ(下腿三頭筋)のマッサージとストレッチです。


はたして、このような診断と治療で良くなったのでしょうか?


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さて、今回からは、


シンスプリント外来(兵庫)、装具製作ラボ(東京)に,

お越しいただいた患者さまの中から、


マッサージの治療のみを受けていて、


疲労骨折の一歩寸前まで症状が進行してしまった患者さまのケースを紹介します。


彼は高校でバスケットボール部に所属しています。

ブログ用

そんな彼が脚に違和感を感じ始めたのが、


夏前に先輩が引退して、新チームに移行した時からです。


自分らがメインのチームになるということで、練習量は増えていました。


夏休みに入って、練習量が前にも増して増えてきた時のことです。


脚に違和感を感じ始めました。

IMG_1752 (1)

当初は「なんか変かも」というような感じだったのですが、


1
週間も経たないうちに走っている時の痛みへと変化し始めたのです。


これまでチームメートが何名かシンスプになっているのを見てきましたから、


すぐにシンスプリントだとわかったそうです。


でも、まだまだ我慢できる痛みですし、


新チームの夏休みの練習はレギュラーを決めるということもあり、


休もうなどとは全く考えなかったのだそうです。


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今回のテーマは、


シンスプの治療にマッサージは効果があるのか?


ということで書いています。


シンスプの患者さまはほとんどが「骨が痛む!」ということを言われます。


骨が痛む!という感覚は、


シンスプになったことのない方には理解できないかもしれませんが、


とにかく、シンスプは骨が痛い!のです。

シンスプリントは骨の痛み

肉離れやギックリ腰のような痛みとは全く違うのです。


どちらかというと、骨折の痛みに近いものと考えていただければよいかと思います。


その痛みにマッサージをすることで、


患部の痛みはなくなるのか、というと、そこまでの効果は期待できないのです。


先ほど、シンスプの痛みは骨折に近いもの、と書きましたが、


骨折の治療にマッサージをするのでしょうか?


絶対にそのようなことはありません。


でも、治療する側とすれば、


治療を施す術がないからマッサージをしている、といっても過言ではないと思います。


もちろん、シンスプにマッサージをした事で治った!


という方がいらっしゃるかもしれません。


しかし、それはマッサージが直接的に効果を示したわけではなく、


治療をする側から、安静を指示されていたり、


シンスプの炎症が落ち着く時期と重なっていただけなのだろうと推測しています。

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マッサージは主に筋肉をほぐしたり、緊張を取ったりと、


接骨院の治療ではメインとなるものですが、


やはり、その治療の対象は筋肉に対してのものになってきます。

シンスプリントが疲労骨折へ
(シンスプは骨が痛くなるのであって筋肉が痛みを出しているのではありません。)

当院のシンスプリント外来に来られる患者さまも、


脚のマッサージを受けると、


治ったような気がする時がある、というようなことを言われる方もいます。


確かに、マッサージを受けることで、


とりあえず、脚付近の緊張がクールダウンされますから、


治ったような気がする、という気持ちもわからないでもありません。


ただし、それはシンスプが治るということではないのです。


シンスプが治るというのは、


あくまでも競技に復帰した時に痛みがなく活動できる状態のことです。


マッサージのすべてを否定するわけではありませんが、


ことシンスプに限って言うと、


マッサージ治療では、


シンスプの原因である骨の炎症を抑えるということはできない、


と考えたほうがよいでしょう。


 
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さて、今回から新しいテーマで書きます。


その名も「シンスプリントはマッサージで治る?」


わざわざ「?」を付けたということで内容はわかってしまうかもしれませんが、


これまでの診療経験から言えることを書いていきたいと思います。


当院のシンスプリント外来・東京での装具製作ラボには、

とても多くの患者さまに来ていただいています。


みなさんには問診票を提出していただくのですが、


接骨院や整体での通院歴のある方は、


全員といっていいくらい、受けてきた治療内容について「マッサージ」と記入されます。


本当にシンスプリントの治療に対してマッサージは効果があるのか?


ということについて書きたいと思います。

シンスプリントの治療マッサージ 

このブログ前々回のテーマである「シンスプリントは筋肉にその原因がある?」では、


シンスプの発症原因であるとされる、後脛骨筋の原因論を否定しています。


それは、後脛骨筋を原因とすると、


シンスプの症状には理論的にあてはまらないことが多すぎるからなのです。


ですから、当院では、


シンスプの原因を脛骨そのものにスポットライトを当てて検証しました。


そうすると、これまで理論的にあてはまらない症状について、


すべてがすんなりと説明がつくからなのです。


それは、シンスプ患者さまの統計、レントゲン画像、MRI画像など、

すべての項目について、症状と原因、経過など全てが説明ができるのです。


それを考えると、


シンスプの治療にはマッサージは妥当なのか?


という疑問符がついてしまうのです。


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