シンスプリント・オスグッド・シーバー病専門外来 つつじが丘接骨院のブログ2

タグ:装具製作ラボ

※お詫び
ここ数か月ブログの更新が止まってしまっておりました。
毎日たくさんの読者の方に訪れていただいて感謝しています。
こちらを更新しないといけないと思いつつ、ホームページの更新作業に手を取られていて、
ブログの記事をあげるのが遅れてしまっていました。
これからは定期的に更新しますので、またお読みいただけますと幸いです。

……………………以下、前回からの記事の続きです……………………

さて、お父さんとはるばる東京から兵庫県まで来ていただきました。


診たところ、やはりシンスプの痛みは強そうです。


レベル1の状態だったら装具をしていただくだけで痛みが取れます。


しかし、レベル2の状態になると、装具だけでは痛みは小さくなるものの、


なくなるという改善のしかたはしません。


また、日常的な痛みも付随してきますから、


この場合は日常生活用の装具も装着してもらうことになります。


その装具をしても日常生活の痛みがなくならない場合は、


疲労骨折を強く疑わなくてはいけません。


彼女の場合は、レベル
2の症状を超えていました。


つまり、疲労骨折が疑わなくてはいけないという症状です。


これまでにレントゲン検査は受けていますから、この場合必要なのはMRI検査です。


はしもと3
              (MRI写真を拡大して載せています)

とりあえず、装具を製作して、


彼女には東京に戻ってからMRI検査を受けるように指導しました。


結果は、やはり疲労骨折だったのです。


レントゲン検査には何も映らない状態であるが、


MRI
検査だと疲労骨折が確認できるという状態のものでした。

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【つつじが丘接骨院(兵庫)&装具製作ラボ(東京)】
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前回からの続きで、サッカー女子の高校生の経過について書いています。


クラブのトレーナーから検査を受けなさいと指導されたため、


彼女は整形外科にてレントゲン検査を受けました。


その結果は、シンスプリントということでした。


写真には骨折を疑わせる画像は何も映っていなかったのです。


ドクターからは、一定の期間はクラブ活動を休みなさいということでした。


その後、彼女は一定期間クラブを休みます。


とりあえず、良くなったと彼女自身が感じるまではクラブ活動はお休みです。


2週間はクラブ活動をお休みしました。


2
週間は休んだのですから、とりあえず痛みは落ち着いています。


通常では痛みを感じることはないのでサッカーに復帰です。


しかし、やはり走ると途端に痛みが出てしまうのです。


一日だけのサッカー復帰でしたが、


そのせいで日常生活での痛みが再発してしまいました。

サッカー女子 シンスプリント

そこで当院のことを耳にした彼女が来院されることになりました。


彼女の住所は東京、当院は兵庫県です。


東京でも装具製作ラボを開催しておりますが、


開催の日程までは待てないということだったのです。

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さて、サッカー女子の彼女ですが、


彼女もスポーツ女子に多い、相当な痛みも我慢して頑張ってしまうような性格です。


これまで多くの患者さまを診てきて思うのですが、


男子よりも女子の方が我慢強いのは確かなようです。


加えて頑張り屋の性格だと、


骨折などの相当な痛みでなければ休むことなど考えません。


この彼女も同じような性格のようです。


スポーツにおいて、これくらい集中できるのは結構なことだと思いますが、


これが逆に災いしてしまうことも多いのです。


「治療を受けていれば何とかなる」という気持ちもわかりますが、


治療を受けてもどうにもならない痛みがあるのもまた事実なのです。


彼女は、その後整骨院で治療を受けていました。

シンスプリント 鍼治療

マッサージ、テーピング、電気治療、針などがメインです。

(鍼治療でシンスプリントが治るとは考えられないです)

治療を受けた後は、良くなった感じがしていたようですが、


それに反してシンスプはどんどん悪化してきています。


サッカーをしている時だけ痛みがあったのですが、


それは、朝起きた時、歩いている時、階段の昇り降りの時など、


日常生活にも痛みが強くなってきました。


そんな状態ですから、クラブのトレーナーから検査を受けなさいという指導がされました。

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