前回、shinsplintsの英語での名称について書きましたが、
日本ではシンスプリントと呼ばれるのが一般的です。
(シンスプ自体マイナーな痛みなので一般的ということもありませんが…)
正式な傷病名は、「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれています。
過労性?骨膜炎?といった感じですが、
過労性=使い過ぎですね、
骨膜炎=すごい病気のように思いますが、単に骨の表面が腫れていますよ、
といったことです。
つまり、走りすぎであったり、ジャンプしすぎであったり、
ということが原因になって、
すねの骨の表面が腫れていますよ、ということです。
この傷病名の使い方は、私とすればあまり納得できない名称ですが、
このような傷病名として教科書などには載っています。
検査機器の進歩によって、
シンスプは骨膜だけの炎症ではないことがわかっていますから、
骨膜炎という名称はもう合っていないような気がします。
実際、名前など何でもいいことなのですが。
次回からはシンスプの痛みについて書きます。
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