シンスプリント・オスグッド・シーバー病専門外来 つつじが丘接骨院のブログ2

タグ:shinsplints

前回、shinsplintsの英語での名称について書きましたが、


日本ではシンスプリントと呼ばれるのが一般的です。

(シンスプ自体マイナーな痛みなので一般的ということもありませんが…)


正式な傷病名は、「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれています。


過労性?骨膜炎?といった感じですが、

過労性=使い過ぎですね、

骨膜炎=すごい病気のように思いますが、単に骨の表面が腫れていますよ、


といったことです。

HP適応

つまり、走りすぎであったり、ジャンプしすぎであったり、


ということが原因になって、


すねの骨の表面が腫れていますよ、ということです。


この傷病名の使い方は、私とすればあまり納得できない名称ですが、


このような傷病名として教科書などには載っています。


検査機器の進歩によって、


シンスプは骨膜だけの炎症ではないことがわかっていますから、


骨膜炎という名称はもう合っていないような気がします。


実際、名前など何でもいいことなのですが。


次回からはシンスプの痛みについて書きます。

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このブログをお読みになっていることからすると、


シンスプについてはよくご存じの方も多いとは思いますが、


一般的なシンスプから、少し症状の変わったシンスプまで書きたいと思います。


まずはこのテーマから始めたいと思います。

そもそもシンスプリントという名称は、


英表記(shinsplints)がそのままの名称となったものです。


Shin
は脛(すね)の英表記、


Splint
は、

【他動】として、添え木をあてる

【名】として多々の解釈がありますが、概ね以下のような意味です。

1〔木などの〕裂片{れつへん}、裂けた一片{いっぺん}

2骨折{こっせつ}の〕添え木、副木{ふくぼく}

shin-splints-6-728

つまり、脛を支える骨、脛の損傷というようなものになるのかと思います。


アメリカでは、medialtibial syndromeと呼ばれるのが一般的、


ということも書かれていたりしますが、


実際にはどうなのかは不明です。

(medialは中間、tibialは脛骨、syndromeは症候群という意味です)


実際に英語圏にお住いの方にもお聞きしてみたいのですが…。


もし、この英語の出所や使い方、名称などについて、


実際にはこう使われているよ、など、

ご存知の方がいましたら教えてください。

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